ハイブリッド車は財布に優しいか?

ホンダシビック1.8G 5AT(シビックで一番安いATモデル)
197万円、1240 kg, 1800 cc, 140 ps, 17km/l

ホンダシビックハイブリッドMXB(シビックハイブリッドで一番安いモデル(CVT))
228万円、1260 kg, 1300 cc, 94 ps, 31 km/l

財布に優しいか考えるくらいだからがんがんは乗らずに、年に6000 kmとする。燃費は実質7割(11.9/21.7)とする。ガソリン消費は年504/276 l、130円/lとして、年228 lの差→29640円。31万円の価格差は11年で取り戻せる。

細かく言えば、税金が違うとか、電池が11年でどのくらい劣化するとかハイブリッドとはいえ1300 ccで1800 ccと同じ性能なのかとか色々あるが、大雑把に言ってこんな感じ。ハイブリッドの場合車重が重いので道路が傷むという人がいるが、少なくともこの比較では、排気量を抑えたためあまり車重増加はなく、ほとんど影響はないと思われる。

個人的には、5年くらいで取り戻せるなら買ってもいい。

なお、普通に「環境」ということを考えると、上記でも明らかなガソリン消費低減とそれに伴うCO2排出量削減だけを取り上げる場合が多いが、電池に使うレアメタルの採掘や処理に伴う環境負荷も考えねばならないし、もっと大事なことだが、コストが余計にかかっているということはそのお金が直接何かに、あるいは、だれかに支払われてどこかで何かに消費され、たいていの場合最後には熱と水蒸気とCO2(と色んな体に悪そうなもの)になるということである。

私は、「だからハイブリッド車は環境に悪い」というつもりはない。環境にいいか悪いか等ということは、まず、その「環境とは何か?」、「環境にいいとは何か?」、「環境に悪いとは何か?」をしっかり定義しなければ議論することはできない。ここでは、短期的に見た財布への優しさを計算してみただけだ。個人の選択が長期的に世界経済に与える影響なども考慮していない。いわずもがなであるが、「財布への優しさ」というのは個人的な財産が減らない方が財布へは優しいだろうということである。お金が少ない方が財布が型崩れしなくて財布に優しいということでは(ここでは)ない。