滑走技術

2007, 2/19

私のスキーの乗り方はおおざっぱに分けて3種類ある。

1つめは、ほぼ外足100%荷重で外足をひねって回る乗り方。この乗り 方をする場合はカービングスキーでなくてもいい。深雪 やこぶも基本はこれである。ただし、足をそろえて内足が取られないよ うにする。長所は、ターン弧が 自由自在。短所は、疲れる。アイスバーンでずれる。たぶん遅い。

2つめは、かなり大げさに立ち上がり抜重して一気に次の旗門の方向 までスキーを回し、ショックを吸収するように沈み込みながら着地し、 次の旗門まで斜滑降する乗り方。稲妻型のシュプールとなる。スイング と呼ばれ一時最速のテクニックとして雑誌等に載っていたように思うが、 実際にスイングで滑っている人を自分以外に見たことはない。気がつく とカービン グ全盛になっていた。このテクニックもカービングスキーである必要は ない。長所は、決まれば速いこと(たぶん)。余り疲労しない。短所は、 暴走して いるように見えること。掘れたコースで失敗するとたぶん転倒すること。

3つめは、カービングだ。特に切り替え時に内足に乗りこむ感じは新 鮮で悪くない。長所は、たぶん速い。クラウチング時に適。時流に乗っ ているため上手いと判断される可能性もある。短所は、マテリアルによ りある限界以下のRが物理的に不可能。具体的には、GSLの急斜面をカー ビングのみでクリアするのはまず無理。カービングスキーを必要とする。 カービングスキーは直進安定性が悪く、エッジが雪面に食いこみ総体的 に抵抗が大きい。

これらを適宜使い分けていかなる状況でも自分なりに最善のパフォー マンスを発揮すると満足感があり、レースでは成績がよいはずだ。使い 分けるといってもちょっとスイングしてからカービングとか、カービン グしててちょっとひねるとかまあなんというか結局最後は本能的なもの かと思う。。

オリンピアにショートポールがセットしてある。使ってるのはジュニ アのスキースクールばっかりですごく恥ずかしいけど練習してみた。3 で行こうとしたがインターバルが短くて不可能でまずは1になった。1 だってしばらくやっていなかったが体が覚えていてすぐにできた。しか し、思いついて5年くらいやってなかった2を試してみたらすごく速く なったような気がする。普段のフリースキーでは3ばっかり練習してい た。手稲山大滑降やSGやDHならもちろんそれでいいと思うけど、GSLに 関しては3の練習に意味はないかもしれない。

水平面理論

水平面理論というのがあるらしい。ニュートン力学が使われていないので私には理解できないのだが、どうも宗教的な説法だけのように思える。エネルギーはスカラーだから方向なんてあるわけないし。

それはともかく、要するに内足主導で乗れといっているらしい。何かをしろというときは目的が必要かと思う。「何何するためには何何しろ」である。たとえば、いろんな人もいっているが、内足一本に乗ることも含め重心が最速降下線に一番近い軌跡を通るように滑ると、重心の軌跡だけからいえばある規制されたコースを最速で滑ることができると考えられる。現実的にはあるレースのうち、コースが掘れてなくて左右にも振られてない部分では使えるかもしれない。

一部で評判の悪い「洋式便器に座る要領」の「股をおっぴろげた」「ゴキブリ滑り」についても、風の抵抗という面からいえば有利である。ただし、これは、あくまでも規制されたコースを人より速く(あるいは自分のベストで)滑りたいという場合のことである。したがって、レーシングチームのコーチが指導するか、選手やスピード好きな人が自分で勝手にやればいいことである。

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