補足2016

今何も持ってない初心者がスキマラ用に取りあえずやるとして、最大限手抜きをすればこのくらいというのを書いてみる。ワクシングの本とは違うことが書いてあるが、だまされたつもりでしたがってみると短時間の楽ちんワクシングでダウンヒルの鬼になれる。なお、人より滑っているかどうかは下りの後の平地のシュプールで、どのくらいスケーティングしないでいられるかを比較すればわかる。絶対的に滑るかどうかは問題ではない。他人より滑るかどうかが問題である。林間メルヘン大滑降大会2013で51才にして中井さんに次ぐ準優勝、2014第2戦でスタート直後に転倒しながらも追走して52才にして逆転優勝(もちろん中井さんは出てないが)という奇跡を成し遂げた私が言うんだから間違いない。若いうちにもっとやっときゃよかった...

事前説明

「剥がす」とは、ホットスクレーピング(塗ったらすぐ剥ぐ)→ブロンズブラシ10回(高フッ素とフッ素パウダーはナイロンブラシ)

滑走面は140度くらいで焼けてしまうのでアイロンは止めずに常に動かし続ける。アイロンを動かした後に1秒(硬いワックスを車庫でやるとき)〜1分(柔いワックスを暖かい室内でやるとき)ほどワックスが液状になっている程度の温度にする(100〜120度くらい)。フッ素100%パウダーとCH4は130度くらい。私の安いアイロンの場合は最高温度でまだ足りない。

私は3回トップからテールへ塗っている。トップからテールへ8秒くらいではないかと思う。

ベースワックスは汚れを取り、ベースバーンを防ぐための硬いパラフィンワックス。体重が軽いほど、脚力がないほど、スキーが高級なほど柔らかいので済む(剥ぎやすい)。女性や子どもだったら滑走ワックスでいいかも。男だったらたぶんCH4。私はCH3見当だけど高いので融点摂氏115度の合成パラフィンパウダーを入手し使っている。

滑走ワックスは雪温に合わせたパラフィンワックスか全温度対応パラフィンワックス。前者なら初心者で一つだけ買うならCH7。後者なら、日本の店頭で買うならドミネーターズーム。通販で買うならHertel Super Hot Sauce(激おすすめ)かzumwax。

私は融点華氏155度のパラフィンをキャンドル屋から買って使っている。1 kgで1000円くらいなので、市販のスキーワックスの1/10程度。ほとんどただみたいなもの。ペレット状なので一回溶かして型に入れて固めた方が使いやすい。融点華氏135度になると板状で売っているのでそのまま使える。20 kgくらいで買えば、かち割りながら一生使える。これでもいいと思うが、北海道の寒い時には少し柔い。寒い時は155度、暖かい時は135度、べちゃべちゃの時は115度とかやることもできるが、気にしないのが一番簡単だ。

ベースプレップ

購入時、ストーン後は滑走ワックス5回→ベースワックス5回→滑走ワックス(剥がさない)。最初はざらざらして滑らないかもしれないが、スキーが1組しかなくてそれを練習用で使ってればスキマラまでには滑るようになる。決戦スキーがあって決戦だけに使うのであれば30回かけておかないと決戦でいきなり使ったときに滑らない。

シーズン初めの滑走前

滑走ワックス→剥がす。

ある日の滑走終了後の翌日以降のトレーニング滑走の準備

ベースックス→滑走ワックス→剥がす。

ある日の滑走終了後の翌日以降のレースの準備

ベースワックス→硬めの滑走ワックス→剥がす→高フッ素ワックス(たらさない、クレヨンしてアイロン)→剥がす(ナイロンブラシ)→フッ素100%パウダー→剥がす(ナイロンブラシ)

硬めの滑走ワックスは一つだけ買うならCH6。ズーム、Super Hot Sauce、zumwaxならそのまま使ってよし。

高フッ素ワックスは雪温に合わせるならSWIXのHFシリーズ(さすがにHF7だけでは不安なので6,7,8くらい揃える必要があるかも)、全温度対応ならドミネーターレースズーム新雪用、通販で買うならHertel White Gold(激おすすめ)かzumwax。バカ高いので必要最小量をクレヨンして滑走面を焼かないように気を付けてアイロン。そうできるようにパラフィンはジャバジャバ染み込ませておく。

フッ素100%パウダーは貧乏人がもしか1つだけ買うならzumwaxの全温度かSWIXのFC100(私はこれ)、金持ちならFC0078。もうもうと煙が立ち込めるのでガスマスクは必需品。防塵マスクではなくガスマスク。普通の室内ではやらず、車庫などでシャッター全開でやった方がいい。ただし風があると超高価なパウダーが飛び散るので注意。原料を買って試してみようとも思うが少し勇気がなくごめんなさい。

万全を期すなら滑走ワックスと高フッ素の間に低フッ素ワックス。雪温に合わせるワックスでもしか1つだけ買うならSWIXのLF6、全温度対応なら店頭でドミネーターハイパーズーム、通販でHertelのFC739(おすすめ)。

以上レース用のワクシングはお店では1万円くらい出すと喜んでやってくれる。私ももしか職場を首になったらぜひ5千円くらいで開業したい。

シーズン最後の滑走後

ベースワックス→剥がす→滑走ワックス

スクレーパー

スクレーパーは時々、手のひらサイズでいくつかの砥ぎ口があるセラミクス製と思われるシャープナーで研ぐ。何回か研いでいると真ん中がへこんでくるので、まっすぐな木の上にサンドペーパーを広げてギコギコとフラット出しする。スクレーピングには負傷予防に軍手をはいた方がいい。なお、私は何となく厚手を使っているが、たわませて使ったりできるので、たぶん中くらいのが一番いいと思う。

溝は滑走ワックスを塗るときに一緒に塗る。アイロンを3回かける内の、溝は1回だけでいい。一番最初に剥ぐ。剥ぐにはそれ用のスクレーパーを買うか、ボールペンの尻を使う。硬いベースワックスは剥がすのが面倒なので溝には塗らない。

サイド

サイドに垂れたワックスは滑れば取れるので何もしなくていい。

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