手ブリーズ

2007, 7/3

朝パワーブリーズするの忘れたので職場で戸締りを確認してから手ブリーズをやってみた。吸い込むときに手で作った通気孔の直径が圧力で小さくなり、抵抗が増す。吐くときは抵抗が減る。結構弁がついてるのと同じだ。したがって、吐くときに口を外す必要はないことがわかった。だけど、吸い込むときの抵抗の微調整はなかなか難しい。まあ1万円ケチったんだから...あまり抵抗をかけられなかったので過呼吸気味になった。これに似た呼吸法はヨガか何かでも確かあったと思う。わざと過呼吸にして覚醒し、気力をみなぎらせようというものと思う。眠たいときにも効果ありそうだ。会議で睡魔に体をのっとられそうになったときはトイレでこれをやるといいと思う。周囲に人がいないことを確かめないと救急車を呼ばれる可能性がある。

2007, 6/21

パワーブリーズというものがある。 口にくわえて呼吸して呼吸筋を鍛えるための道具だ。吸うときに抵抗があり、バネで抵抗を調整できるようになっている。インターネット等で1万円弱で売っている。きつさは最低は全モデル同じで、最高値が違う。多少、調整しづらいかもしれないが大は小を兼ねるので一番きついのを買えばよい。

30回を1セットとして朝晩1セットづつ行う。ぎりぎり30回呼吸できる強度とし、楽に出来るようになったら強度を増やす。1週間で1/4目盛り強度を増やすことを目標とする。6週間後からは2日に1回1セットで呼吸筋の強度を維持できると書いてある。

呼吸筋を鍛えておくと、高い強度の運動時にいわゆる「息が上がる」状態になりづらくなる。また、持久的運動でも呼吸筋に余裕があると呼吸筋への血液供給が少なくてすむためその血液が脚に回ってくる。横隔膜などは走る場合等には姿勢を保つ役割もしているので(自転車では関係ない)フォームの崩れを防ぎ、腹痛もなくなる。効果を定量的にいえば、同じ強度の固定自転車漕ぎの持続時間が30%増。自転車40 kmタイムトライアルで4.5%タイム短縮等である(なお、後者は、まっとうな週2回のアネロビックトレーニングの結果と比較して遜色がないとされている。だからといって、まっとうなトレーニングをしなくてよいとは私は思わない。まっとうなトレーニングに加えて呼吸筋も鍛えればよい)その他、喘息やCOPDのQOL改善にも効果があるとされている。たとえば、喘息のβ刺激薬使用頻度が減少したとか、COPDで呼吸器をつけて寝たきりだった老人が、呼吸器無しで庭いじりできるまでに改善などである。なお、強度を8分にすればウオームアップにも使える。イギリスだかどこだかのラグビーナショナルチームでも使われている。たいていの人は呼吸筋など鍛えていないだろうから呼吸筋を鍛えるとライバルに対して有利になる...んじゃないかな。

私も試している。ようやく最適強度がわかったところなので効果はまだわからない。効果がわからないし、1万円弱もするので現段階で強くお勧めは出来ない。しかし、効果はありそうな気がする。マフェトン先生はストローエクササイズを薦めている。ストローをくわえて息をするだけである。これは相当安い。強度の微調整はストローを持っている手で押しつぶせばできる。しかし、私だけかもしれないが、ストローがよだれでべろべろになるという欠点がある。

そこで、お勧めしたいのが「手ブリーズ」である。握ったこぶしの人差し指の辺りに口をつけて息をすればほとんど同じことが出来る。イメージとしては2秒くらいで吸い同じ秒数で吐くくらい。炭鉱からあがってタバコを吸い込むときのように力いっぱい肺一杯吸い込み全部出し切る。これだと微調整も可能で一円もかからない。出張中でも講義中でも思い立ったらいつでも出来るし衛生的だ。ただし、人前でやると気が狂ったと思われるので注意しよう。

強度がだんだん上がるのを定量的に把握できないという欠点はあるが1万円ケチったんだからそのくらい我慢しよう。どうしてもやりたければバケツに水を入れて硬めの長いホースをいれ口で吸ってどのくらい吸い込めるか調べればよい。無限に吸う力が強い人で最大で10 m(1気圧)吸えるはずだが、パワーブリーズ強度は10〜250 cmH2Oである。私は今40 cmH2O。小児喘息をやっていたので呼吸器は弱い。強い人なら階段でやらなければいけない。これも人前でやると気が狂っていると思われるだろうから注意しよう。

パワーブリーズには弁がついていて吐くときには抵抗がかからないようにしてある。わざわざ弁がついているところをみるともしかしたらそうしたほうがいいのかもしれない。そうしたければ吐くときに口を外せばよい。簡単だ。

なお、自然気胸の人や肋骨を痛めている人には禁忌である。

効果があったら教えてね。

*KコールマインのM本さんによれば、タバコの効用の一つにフィルターの抵抗に打ち勝って吸う事が挙げられるそうで、吸う行為がなくなることがタバコを止めて太る一因だそうだ(エコーはスカスカだから体に悪い)。タバコに火をつけないで吸えば体にいいのだ。煙たくないし無限に長持ちする。タバコ型パワーブリーズを開発すれば儲かるかもしれない。濃度調節自在のニコチン供給装置を組み込めば禁煙にもなって一石二鳥だ。禁煙した後も太らなくて済むし。