ギア比

よく誤解されますが、ギア比はパワーで決まるものではありません。ギア比は速度とケイデンスで決まります。なので、たとえば、山を登っている時に、山が苦手な筋肉モリモリな選手の必要とする最小ギア比は、グイグイ上る細身のクライマーより小さいです。

過去に走ったことがあるコースの最低速度が14 km/hだったとすれば、分速に換算して、14000/60 = 233 mです。これを周長、たとえば2.1 mで除すと分あたりのホイール回転数が111 rpmとなります。ケイデンス70 rpmで走りたければ111/70 = 1.59が必要な最小ギア比になります。

アウターが50 tで34 tのスプロケを持っていればギア比1.47になるのでアウターで走り切れ、30 tのスプロケだと1.67なのでインナーに落とす必要があることがわかります。

あるいは、30 tのスプロケがあるときに48 t以下ならフロントシングルで走り切れることもわかります。

シミュレーションの結果から考えるときは、細かい起伏を考慮した速度ではありませんので、1〜2割の安全を見てください。

Back