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今日も朝8時からミーティングだ。今日は私が一番、アルフォンソが二番目である。アルフォンソはコロンビアから来ている大学院生で、いるだけで人を和ませる。私と会うと「オハヨウ」という。つぎに、フィリピンから来ている学生が来ると「ナマステ」、中国人が来ると「ニーハオ」である。今朝はGeneが10分ほど遅刻してきた。Tammieは具合が悪いらしくお休みである。 Geneによるとアルフォンソの使っているロードセルが誰かに破壊されていたらしい(ここのロードセルはGeneの手作りで、リード線を引っ張ればすぐに破壊可能である)。Geneは先週ここで岩力のセミナーをやっていて毎日午後は実験のデモを見せていたので、参加者の誰かが間違ってやってしまったに違いないが、Geneはそうは思いたくないようである。今朝4時間頑張ってみたけど(ここで、今朝の遅刻の原因が判明。彼は実験室で朝の4時から頑張っていたのだ)何時直せるかわからないことがわかったので私の使うことになっていたフレームを使って実験するという。これは好都合だ。すべてのキャリブレーションが整うに違いない。Tammieも暇そうにみえるのだが、日曜日に3時間頑張っていたらしい。それで体調を崩したのだろう。 その他大勢の人がいるが、Li Xu(何と読むのかわからない)というのは中国から来ている金髪の女子大学院生で、Borehole Stabilityを研究している。なぜ金髪なのかはわからない。英語は私の3倍くらいうまい。破壊限接近度とかピークに近づくにつれて割線ヤング率が小さくなるとか、その類いの文献を頼まれた。送ってくれる義理は何もないので頼みづらかったが、堀場君に土木関係、大久保先生に大久保先生の文献、中間君に資源関係の文献をお願いしてみた。果たして送ってくれるだろうか。 めばえ(うちの娘)の生まれたときの顔はよくみれば石井けいじに似てる。「けいじ」の「じ」は矢崎滋の「滋」である。 もうそろそろ2ヶ月が過ぎる。 熊倉氏がクローズアップ現代の中島・大西両先生の第二白糸トンネルに関するビデオテープをおこしたものをメールで送ってくれた。もしかして、音声ファイルかと思い身構えながらダブルクリックしたらワード文章であった。世の中便利になったと思うし、こんな物を送ってくれる人がいるというのもありがたい。熊倉氏は事故直後に事故発生のメールをくれ、さらに、新聞を丸ごとスキャン(私でさえやったことはない)してメールに添付して送ってくれる親切な人である。両先生によると雨が原因ということだ。そうであれば間隙水圧計でも埋設しておくといいのかもしれない。道路のない、落ちても誰も困らないような崖に間隙水圧計や各種変位計、AEセンサ等を埋設して、上から水をじゃんじゃん流して崩落を起こしてみれば役に立つデータが取れるかもしれない。でも、豊浜は違う。 よく道を聞かれる。廊下を歩いていて聞かれるのはしょうがないが、部屋にいるのにわざわざExcuse me?といって入ってきて「電話ない?」とか「便所どこ?」等と聞かれる。宅急便のお兄さんにもよく道を聞かれるし、私のとこに荷物を置いていったりする。コンビニの前でも、「ここに車置いて自転車乗りに行こうと思うんだけど、車大丈夫かな?」等と聞かれる。そんなことアメリカに来たばっかりの日本人にわかる訳がないが「Maybe OK.」等と答えてしまう(レッカーされてたらごめんなさい)。よっぽど暇そうにみえているらしい。実際暇だからいいのだが。 昨日はIndiana limestoneの供試体を5本抜いた。30本くらいやろうと思うのだが、Geneが5本づつにしろという。寸法は4.25インチ×2.125インチである。どうしてこんなサイズなのかはよくわからない。せめて、4インチ×2インチにすればいいと思うのだが。
なんで岩盤の表面が粗いとボーリングが危険なのかわかった。石を固定しないからである。でかいブロックをでんと置いて、そのままボーリングするのである。一応、固定する器具もあるようだが、ここは石油工学なので、砂岩、頁岩がメインで多分いつもこうしているのだろう。対策を取るといっていたが、その対策とは、最初に少しずつ様子を見ながらボーリングすることであった。自転車の高級パーツのようなアルミ製スイベル(この辺の芸は細かい)がかっこいい。マシンは北大のものより2倍くらい大きく(太く)、がっしりしている。ビットの回転はものすごく遅く(60 rpm位にみえるのだが、まさかそんなに遅くはないはずだ)、推力はかなりきついようだ。一本(7インチくらい)、20分弱で抜けた。 前にも書いたが、Indiana limestoneはけい砂のモルタルみたいでぼろぼろしているが、よくよく見ればサンゴの遺骸らしきものが入っているので、石灰岩であることは確かである。結構層理が認められ、大きなき裂も入っている。なんだか妙に乾きが遅く、24時間置いておいてもまだ濡れているのがみてわかる。これは、カルシウム系だからだろうか。 JCが帰ってきたので建物の中がうるさい。JCが騒いでいるわけではない。JCが休んでいたから休んでいたにぎやかなスタッフが出てきたのだ。JCは熊本に行くらしい。わざわざ私の部屋まで来てそういっていた。日本に知らせろという意味だろうか。一応知らせとこう。 誰かが26ページのFaxを送ってくれたらしいが、Faxサーバーのメモリーがオーバーして私まで届かなかった。便利なようで不便なものだ。心当たりに連絡したが、失礼なことである。 MSIE4.0が正式リリースされた。でも、ソフトの批評にはriskyだとかMicrosoft's big mistakeと書いてある。日本に帰ってから試すことにしよう。 私の部屋の電気は帰るときに消すのだが、朝来るとついていることが多い。掃除の人がつけていくらしい。防犯のためらしいが、つけっぱなしの部屋は多い。 こちらの人はウィンカーを出さない人が多い。最初のうちは、右折レーンや左折レーンでは行く方向が決まっているのでウィンカーを出してはいけないのかと思ったくらいである。ウィンカーを出していても曲がるとは限らないので大変である。 NECのウェブサイトを覗いてみたら、PC98-NXはDOS/Vとも違うと書いてあった。あくまで、PC97基準に準拠し、PC98基準の一部を先取りしたPCということだ。OSはどうなるのだろうか。また独自のOSが必要だったらNECに先はない。 Geneが来た。石の乾燥方法を教えるので4時頃に実験室に来いという。乾燥してから乾式で端面を整形するらしい。でないと端面が損傷するという。そうかもしれない。評価はやってみてからである。 コアを切った。というか切ってくれた。Geneはすごく真剣に切っていた。私にはイアマフラーをくれた。北大の手順だと両端数mmづつ長めに残すのだが、Geneの場合はまずコアに印をつけて、0.6インチ長めに石の表面の方を切る(表面を示す印もつける)。何回か回しながら切る。次に、石の奥の方を印通りに切る。ここで、ガイドをしっかり固定して表面の方をもう一回、ほとんど印通りに切る。水はパイプからバケツに入るのでときどき台所にバシャンと捨てる。詰まりそうだが大丈夫だろうか。 切り終わったらすごく真剣に水で繰り粉を洗い流してから、恒温槽に入れる。温度は150oFである。明日は平面研削である。乾式でするらしい。石灰岩だからシリカ系よりはマシだろうか。研削が終わったら24時間以上乾かして実験というわけだ。 マズンが来た。横澤さんの写真を見てTel、Fax、E-mailアドレスをうつしていていった。次に、溝井君のホームページから酒井法子を見せてあげたら「Oh! She is really pretty!」といたく感動したみたいなので、Yahoo!で酒井法子関係の英語のページを探してあげた。彼は20分くらい酒井法子に熱中していたので私はその間仕事ができなかった。帰るときに酒井法子のCDでもプレゼントするか。 車を修理に出してからクルーズコントロールが効かなくなっていた。ボンネットを開けたら前にはなかったリード線がぶらぶらしているのに気付き、これをつないだら直った。 また暑くなってきた。半ズボンに逆戻りだ。90oF位になっている。昨日の晩はエアコンをつけようかと思ったくらいだ。夕方が一番暑いので困る。さすがに「熱い」というほどではない。でも今日は熱い。 今朝も8時からミーティングがあった。JCは破壊力学関係に堪能なポスドクを探している。だれかやってみようと思う人がいたら連絡してみたらいいと思う。 Mr. Good Centのサンドイッチを全て制覇した。今日からはパスタである。 木山さんが私の会ったことがない人の結婚通知はがきをスキャナーで取り込んでメールに添付して送ってきた。木山さんはいまだに井森美幸のことが好きなようだ。 RMIはコンソーシアム(熊本工学会のようなものか)というところに研究資金をプールしているようだ。11月にそのミーティングのようなものがあって、研究成果を発表したり、打ち合わせをしたりする。これは3日間にわたって大々的に行われる。私はバンケットで発表しろといわれた。そんなことは日本でもやったことがない。 いかにもとって付けたようなものだが、こういうのも経験だ。内容は豊浜Part IIといっていた。私は余り理解してないがきっと白糸のこともやれということだろう。テーマがテーマだけにふざけるわけにはいかないが、バンケットなのである程度面白くやる必要があると思うのでOHPはほとんど作り直しだ。
端面整形をした。乾式でやるので、マスクとプロテクターを着けた仰々しい姿である。Geneはまず砥石の平面を出してくれた。ブロックにチップを固定したものを下においてテーブルを前後に動かすのである。砥石は0.5インチほどの厚さでテーブルを自動的に前後に動かす。一回のストロークは5 mm程ある。砥石が平面でないとうまく研削できないのだ。石はオフィスに保管しておけという。実験する前の日に恒温槽に入れてきっかり24時間経ってから実験するそうだ。うーん。やっぱり人それぞれこだわりがある。 木山さんのこだわりは一杯ありすぎて書き切れないが、その一つは供試体の真空乾燥である。その技術を生かして、そのうち可否茶館のインスタントコーヒーでも作って送って欲しいものだ。 Geneには全く悪気はないし、怒っているわけではないのだが、あまりに忙しく、話し方が丁寧でないので、言葉も事情もよくわからない日本人としては、怒られているような気がすることがある。これはもしかすると私も日本にいるとそうなのかと思う。多分学生にはもっとやさしくしないといけないのだろう(でも、しない)。 昨日床屋に行った。ノーマンのダウンタウンにある何でも35年間続いている老舗らしい。椅子が3つ並び、2人待っていて、椅子と鏡の間の金髪が散乱している床を歩いて待ち客用の椅子のある所に行く。ここにはポップコーンとコーヒー、新聞、Reader's Digestがあって、TVではフットボールをやっている。 待つこと30分、やっと私の番が来る。
結局、所要時間20分で納得の$8である。仕上がりも別に日本と変わらない。ただ、床屋から出て髪を触ったときに短い髪の切りかすが大量に降ってきたのには笑ってしまった。アパートに帰ってからよくよく見れば左右のもみ上げの長さが1 cm位違う。これも御愛敬なのだろう。何といっても老舗である。 TVにバイロン・バーラインが出てオクラホマフェスティバルの宣伝をしていた。6個所くらいの会場があるらしい。その一部は屋内のようだがよくわからない。せっかく、Wal Martで買ったコールマンの椅子が無駄になってしまうのか(安売りで$10だったので別に惜しくはないし、すごく軽くて気に入ったので日本に送ろうかと思っている)。バイロンのバンドの演奏もやっていた。バイロンがリードを歌っている。マンドリンはいない。きっとマンドリンはバイロンが持ち替えでやるのでいてはいけないのだろう。でも、マンドリンがないと色々困る。しょうがないので、スネアドラムがリズムをキープし、ギターもソロを弾いている。 |