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8:40に停電した。ここは地下なのでオフィスは真っ暗になって仕事は何もできない。怒っている人は誰もおらず皆さんは概ね楽しそうだった。出勤してきた人の反応。 JC:「Hey! It's modern, isn't it?」 ミーガン:「Neat!」 私のパソコンはノートなのでやろうと思えば仕事はできるのだが、ちょっと不気味なので内田さんと世間話。1時間ほどで復旧。でもまだ瞬断があるみたいで、ときどき蛍光燈がちかちかしている。ノートだから問題なし。バッテリーは重いので置いてこようかと思ったが持ってきて正解であった。インターネットにはまだ接続できない。サーバーの類いの復旧には少し時間がかかるだろう。 ダイラタンシーについて私はよくわかっていないのであるが、ジーンによればダイラタンシー開始点に関するBraceの定義とSoil Mechanicsの定義は右図のようになっているらしい。ジーンは未固結の砂岩も扱うので基本的にSoil Mechanicsの定義を使うそうだ。私も、岩石には線形変形領域などないと思っているので、Soil Mechanicsの定義を使いたい。Braceの定義は多分に主観的である。
実験は半分終わった。Thanks Givingが入るので、12/1以降に再開である。何とか年内には終わらせたいものだ。私は、未発表の成果をここに載せるほどお人好しではないのだが、ちょっとだけ書くと、私の岩石の変形・破壊に関する3つの独自の見解のうち1つは修正の必要がある事が分かった。これはこれでよいことで、色々と考え直すいいきっかけになった。もう1つは今回の結果では完璧に成立した。最後の1つはまだ解析してない。 今日はPot Luck Lunchがあった。これはめいめいが1つづつ料理を持ち寄って昼食を取るというもの。今回の指令は、「出身国の料理をつくってこい」であった。面倒なので一々確認していないがわかる範囲で書くと、マズンはフルーツサラダ、ジーンは買ってきたピザ(これ以外はすべて手作りである念のため)、JCは奥さん手作りのシュークリーム、カーラはピーカンパイ等、シュー・リー(金髪の中国人ママさん大学院生)はあひるの煮物等、だれだかは南米のものすごくおいしいチーズブレッド、石田先生はおにぎりと梅干し、内田さんはいなりずしとアボガドのにぎり、私はクックドゥーのエビチリである(私は普通の日本人の作るカレー、麻婆豆腐、エビチリ、ぎょうざ等は本場のものとは程遠くしたがって日本料理と信じている)。最初は白菜のおひたしにしようかと思ったのだが、皆さんの意見をいろいろと聞いてみるとあまり評判がよくないのでこれはやめた。かつぶしと醤油をかけたら絶品だと思うのだが。 全体的に(特にデザートの)分量がものすごく(一人一人前づつ作れば全部なくなるはずだが、たくさん作ってしまうのが人情である)、全員超満腹になって、それでも4割方は余っていた。面倒だなと思ったが、なかなか面白いので日本でもこんなのはやってみてもいいと思う。 次回の指令は(ジーンがピザを買えなくするために)、RMIに出身者のいない国を一つ指定してその国の料理を作るべく全員で努力するものにするとJCがいっていた。出身者のいないのはオーストラリア、北欧くらいではないだろうか。 以下私のつぶやき。 オーストラリアとくれば、ロブスターだな。でもちょっと高いし、嫌味かもな。少し押さえてエビサラダあたりが無難かな。QPのマヨネーズをかけなきゃいかんな。しかし嫌味でもやっぱりロブスター、カニあたりの方がいいか。一回あのたらばを買って試食してみなくてはいかんな。 北欧とくれば魚か。白身魚のソテーあたりでいいか。醤油をかけて白菜のお浸しを添えれば和食になってしまうが...塩コショーでレモン添えか。やっぱり醤油の方がうまそうだ。いやいやサーモンステーキの方がいいな。アルバートソンの鮭は高いけど結構よかったな。この間石狩鍋にしたら身がとろけてたものな。塩がしてないのもいいよな。 外で煙草を吸っていると変なおじさんが変な石を持ってこれなんだかわかるか?と話しかけてきた。彼は、それが動物の化石だと思ってここの誰かに聞きに来たのだが、Thanks Givingで誰もいないので帰るところである。おまえ地質屋か?と聞かれたので、岩力屋だと答えた。 これは便利な答えで、この石は何だ?と聞かれても大抵「力学屋だからわからない」といえばみんな許してくれる。本当はこんな事ではいけないのだがわからないものはしょうがない。その石については私はチョークの変わった形の結晶だと思うのだが。せっかく大発見だと思ってきているおじさんにそんな事はいえなかった。 北大にいるときにも時々札幌の近くですごい金の鉱石を見つけたという電話があった。場所はいえないがとにかくすごいので見てくれないかというもので(大抵「場所はいえない」という)、交換のお姉さんが困って適当に電話を回してくるのである。まあ、多くの場合その手の石はパイライト(キャルコパイライトだったっけ?ああ情けない。以下一応パイライトと仮定)なのだがそんなことはかわいそうでいえないので、理学部に電話したらどうかとたらい回ししてその場を逃れることにしている。 しかし、菱刈の所長さんか誰かが、鉱石をある専門家に見せたときに「それはパイライトで素人はよく間違えるんですよ。水に濡らせばわかるんですけどね」と言われたらしい。しかしそれは金鉱石でしかも日本で一番含有率の高いものであったので、彼は大変憤慨しそれ以来専門家は信じていないような話しをしていた(かもしれない)。 そういうこともあるので一概に全部金ではないとか、動物の化石の大発見ではないとかはいいきれないのだが...三笠市のエゾミカサリュウなんかは恐竜だと思い込んでしまって大恥をかいた例だと思う。モササウルスで十分大発見だと思うのだが、恐竜にこだわってしまったのが原因であろう。 もう1つも成立するようだ。極道藤井とサンダー大森の統一理論の完成である(意味がわからなくても気にしないでください)。最近舌がアメリカ人と同じになってしまったのか何を食べてもおいしいし、これで家族がここにいれば別に日本に帰らなくてもやっていけそうな気がする。でも、やっぱり気楽なビジティングと正式なスタッフは違うか。 おとといはHealdtonという小さな町のOil Museumに行ってきた。この町は石油が発見されてできたそうだ。浅いところで石油が出るのでpoor man's fieldと呼ばれたそうだが、1913年に本格的採掘が開始されて、1930年にはもうenhanced recoveryをしないとだめになったそうだ。それでも、現在でも至るところに小さな井戸があって、その周りを牛が歩きまわっている。 実はこの数日city netからチャットに迷い込んでしばらくはまっていた。これはexciteがやっているものらしく、日本語は通らず、無料で専用ソフトが結構すごい。内容は他愛無いものなのだが、こんな世界があって、徹夜でやっている人がいるなんてのにびっくりした。テレクラのようなものだといってしまえばそれまでだが、テレクラよりずっと生々しくない(と思う)。 自分の顔の代わりにAvatar(辞書によれば1.(ヒンズー教のこの世に現れた神の)化身・権化、2.具体化、具現)という画像を使う。自分のデータは載せたければ載せてもいいし、隠してもいいし、載せてあっても本当かどうかは分からない。日本語が通らないので相手の性格等はなかなかつかめない(日本語なら言葉尻で大体想像できる)。うまく使えば、電子会議なんかは御茶の子さいさいであろう。 なぜこんなものにはまったかというと、 というわけである。吸っている人がほとんどいないのでもらい煙草もできない。 |